絵の大きさ  

 考えてみると私の描く絵の大きさは使うスキャナーとプリンターによって決まって
 いたと思う。パソコンを使い始めた頃はA3とA4が主流であった。
 線画を取り込むのも印刷するのも個人ではそれが限界であったからだ。
 しかし今ではパソコンの性能も上がったおかげでA0サイズまで自由に描く事ができる。
 展示会においても絵のサイズはある程度決まっていた方が展示も収納もし易い。
 なので私は最近では描く絵のサイズは右の三種類に決めている。
 B2サイズが一番描き易い。B4コピー用紙4枚でカバーできるからだ。
 展示会に於いても大きい絵はやはり迫力があって良い。(描くのは大変だが。)
 更に大きな絵はB1サイズを繋ぎ合わせる。
 B1サイズ12枚構成の「大銀河数詞艦隊」などがそうだ。これは展示場所に合わせて
 2枚でも3枚でも自由に組み合わせる事ができる。
 大きな絵は良いのだが、かと言って絵の大きさにこだわっている訳では無く描きたい物を
 描きたい大きさで描いた結果、自然にこの大きさに集約されて来た訳である。